AIME CORE

どうも、おっとりクリエイターのenaです。

昔から絵を描くのが好きで、記憶にあるうちの一番古いものが、
小学校1年性になるかならないかくらいの頃、方眼紙ぽいメモリのついた
手帳かお絵かき帳のようなところに
「マリーアントワネット」の絵を描いたものでした。
とても似ても似つかない落書きでしたが(笑)

それからも、引っ込み思案だった私は（←驚）、
学校の休み時間にひたすら少女漫画のイラストを描いていました。
あ、あの一世風靡した「うる星やつら」のラムちゃんも
かなりたくさん描きました。あれは少年マンガでしたが(笑)

それをクラスの友達が上手い〜〜！！って褒めてくれて
ちょうだい、ちょうだい、と言ってくれるのが
嬉しかったというか、ちょっとした優越感というか(笑)
　
それから中学にあがる頃、母が読んでた週刊誌にとってもきれいな
青のグラデーションのイラストがあって、
空だったか人の眼に関するものだったか、
当時はAdobeのイラストレーターなんてまだ無かった頃
（というかそんなパソコンやソフトのことなんてさっぱり知らない）
だったので、どうやったらこんな透き通るようなイラストが描けるのかと
関心したものでした。

そして私もこんなイラストが描けるようになりたいな、と。
イラストレーターに…..　なりたいな。
なんて。

でもどうやってなれるかなんてまったく分からなくて。

時は流れ、美術系の学校に進学しました。
一通りの基本、デッサンやクロッキー、製図やデザイン、
日本画、洋画、彫塑を習って
就職は引く手数多（あまた）の時代、
バイトに行った設計事務所に、なんとなくそのまま就職(笑)
まだ手書き図面や青写真があった時代で、
徐々にパソコンで図面を描くことへ移行しようとしてた頃。

パソコンのパの字も知らないところから、いろいろ教えていただき、
CADオペレーターとして、上がってきたざっくりした図面データの
詳細図を描いたり、修正したりしていました。
時々、手書きの図面も修正しましたけどね。

やがて下請けでお仕事をもらうようになり、
自宅で作業していたんですが、
ひょんなことからデザイン的なこともするようになり、
当時、WEBではなく「ホームページ」って言っていましたが、
そんなデザイン、html、名刺やカタログなど作らせてもらったり
するようになり、その頃から独学でAdobeのIllustrator（イラレ）
（当時8くらいから）やPhotoshop（当時5くらいから）を
触るようになりました。

他にもmacromediaのDreamweaver（現Adobe）とか、
Frontpageとかありましたね。（書いてて懐かしくなりましたｗ）
必要なものをいろいろ駆使してなんやかんややってた気がしますｗ

そしてあるとき、気づいたんです。

「あ、なんかいつのまにか私、イラストレーターになってるやん？？」

別に有名になった訳じゃないけど、中学生の頃憧れた
「青いグラデーション」や「目の輝き」の付け方も、
イラレさえあればカンタンに（？）できます。

本物のようにリアルに描く、ということにどんどんハマっていきました。
図面を描いていたこともあって、リアルサイズを測ってまで
リアルに描いたのです(笑)　
それがこんなニッチな世界に受け入れられたのです。

いろいろ制作しましたが、こういう感じ。
当時カーオーディオの「システムダイアグラム」というものを
オーダーを受けて制作していました。

当時いくらでやってたか、、、（もう20年以上前….驚）
価格交渉は別の者だったので覚えてないですが、5万円とか8万円とかだったかなぁ。でも制作期間を考えると全然元が取れてなかった記憶が(笑)
いまでこそ、こんなの描ける人はたくさんいるのでしょうが….
当時はまだ物珍しさもあったし、
なんか自分の意地でやってた部分もありましたｗ

いや、あかんやろ(笑)
仕事としては…　いろいろ考えなあかん(笑)



でもね。

いいもの描いて、喜んでもらえたら、嬉しいじゃないですか？

はじめは自己満足かもしれないけど…
それ通り越して
喜んでもらえて
認めてもらえたら
自己満足がもっと満足するんですよね(笑)

だから、

1+1　＝　2

なんだけど、

1+1　＝　3

とか

1+1　＝　4

とか

1ｘ1　＝　10

とかあってもいいかもしれない。

お客様に喜んでもらわなきゃ、
それは良い仕事ができたことにならない気がするんですよ
特に私のようなサービス業は。

その上で自分も楽しんでお仕事できているか
電話の音も聞こえないくらい熱中しているか(笑) ←あかんけど

お客様にも、自分にも

「MORE BEST」

であり続けられるように。

そんな、AIME COREの原点のお話でした。

最近寒いので、風邪ひかないようにしてくださいね(#^.^#)

それではまた、enaでした⌘