クリエイターのひとりごと。

  • 初心者が迷いがちな音楽ソフト

おっとりクリエイター絵愛、改め「あくこ」です♬
なぜ改名したか、そもそもなぜ「絵愛」だったのか、話せば長いので割愛しますw

繋がりのある方はどちらかというと「あくこ」の方が、まだ馴染みがあるかもしれません(笑)

それはさておき。。。
今日は音楽ソフトについて書こうと思います。

 

Contents

全くの初心者がまずすること

右も左も分からないので
とりあえずどんなもんか触ってみたい。。。
ということで手を出すのが無料でダウンロードできる作曲フリーソフト。
もう5年くらい前だったでしょうか。。。
私も手を出しました(笑)

ダウンロードして起動してみたものの、、、
どこをどう触っていいかわからない(汗)

ちょこちょこクリックしてみたけれども
まずなにをすればいいんだか。。。
そしてメニューも英語でよくわからない。。。

ってことで、あっさり諦めました(笑)

当時Windowsマシンでいまはもう使っていませんが、たぶん「Studio One」とかそういうソフトだったかと思います。
調べてみると、「Cakewalk by BandLab」や「GarageBnad」以外は英語版のようなので、そこを踏まえて優良サイトからダウンロードしましょう。
(私はいまだにフリーでダウンロードすることにリスクを感じるのであまりしませんw)

 

とっかかりは「Garage Band」

当時会社から社員全員に配布された(今思えば太っ腹ですよね)「iPad(第2世代)」にGarage Bandが入っていたので、簡単な重ね録りをして楽しんでいました。
ギター弾いて、歌を入れて、簡単なベースラインを入れてみるとか。
でもそれだけで劇的に楽曲になってる気がして、すごくテンション上がっていました(笑)
音楽仲間さんの一人がMacを持っていて、パソコンのGarage Bandで音源を作ってるという話を聞いて、そこからMac欲しい病に犯されました(笑)

「Macさえあれば。。。ガレバン(Garage Band)で音源作れるんやぁ、、、」
という呪文にかかってました(笑)

そんなこんなで音源制作は諦めて、音楽仲間さんのご縁で出逢った方に制作を依頼していました。

 

選んだのは「Logic Pro X」

価格が2万4000円(税込)と抜群に安く、ボーカルのピッチ修正までできるソフト。結局Garage Bandではなく、より音源制作を突き詰めたいという思いからこのソフトにしました。
特徴はこの様になっています。

・2,800以上の音源およびエフェクトパッチ
・1,000の作り込まれたサンプル音源
・幅広いジャンルの7,000以上のApple Loops
・多種多機能なDrummerでシンプルからハイテクニックまでLoop演奏可能
・Flex Pitchで簡単ピッチ修正
・エレクトリック系音楽向きのAlchemyシンセサイザー
・ギターやベースなどに35種類以上のエフェクター搭載
・同じくアンプシュミレータのAmp Designer搭載
・Logic Remoteとの連携でiPhone/iPadからもリモートで操作可能

他にもCompressorやEQ、リバーブなど多機能的にあるのはもちろん、ミキシングとマスタリングに必要なことがこれひとつで叶ってしまうコストパフォーマンスの高い優れもの。
宅録レベルのシステムには十分すぎるソフト。
ということで、早速起動してみましょう!

 

Logic Pro X起動時にサンプルレートを確認

画面下の「詳細」をクリックします。

テンポやキー、拍子などいろいろ項目がありますが、
ここで注目したいのは「サンプルレート」です。

 

●サンプルレートとは

サンプリングレート(サンプリング周波数)とも言われますが、「1秒間に音の情報の標本(サンプル)を何回計測したのかを示した頻度」であり、数値が高ければ高いほどより高精細にデジタル化できていることになります。

サンプリングレート 1kHz=1回/秒

サンプリングレートが低いと、滑らかな元音源の波形を採取する点が荒くなりますから、数値が高い方がより再現性が高いということになります。
サンプリング定理により波形の持つ周波数成分の帯域幅の2倍以上の周波数で採取が必要になるので、人間の耳が判別できる周波数20kHzを満たすにはCD規格である44.1kHzで設定しておけば十分、、、かと思いがちですが、写真画像のピクセル画素数と同じ原理で、低画質・低解像度のデータを後から高画質に変換することは不可能です。

音楽データも元データはワンランク高音質で録音や作成をしておいて、後から目的の制作物へ変換した方が利便性が良いと思います。

YouTubeでは48kHz、DVDでは96kHz、Blu-rayでは192kHzまで対応しているようなので、最終形をどうするか、品質をどうするかによって選択するといいですね。

ちなみに音楽業界では48kHz、24bitで制作するのが主流です。
サンプルレートを上げることでPCにも負荷がかかるので、パソコンの仕様に合わせて選択してくださいね。

 

他にも豊富なスターターグリットやマイテンプレートも作成可能

●スターターグリッド

Logic Pro X:新規プロジェクト:設定

スターターグリッドには豊富なミュージックテンプレートがあり、これだけでもかなり楽しめます。

 

●デモプロジェクト

Logic Pro X:新規プロジェクト:設定

デモプロジェクトには洗練されたプロジェクトのサンプルがあります。
ここでどんなエフェクトが刺さっているかなど参考にできるので勉強になります。

Logic Pro X:新規プロジェクト:設定

 

●プロジェクトテンプレート

Logic Pro X:新規プロジェクト:設定
Logic Pro X:新規プロジェクト:設定

プロジェクトテンプレートは、それぞれのジャンルにおいて最低限必要と思われる各楽器(トラック)があらかじめ設定されているテンプレートです。
上記は「ソングライター」のプロジェクトを選んでみました。
サクッと宅録したい人にはおすすめです。

●慣れてきたらマイテンプレートを作ろう

Logic Pro X:新規プロジェクト:設定

いろいろ触っていって、ドラムはこの音色と設定で、ベースはこのアンプとエフェクターで、、、とお気に入りのバンドセットなんかをマイテンプレートとして保存しておくこともできます。

●Logic Pro Xにプラグイン「NEXUS」を導入できる

ちなみにLogic Pro Xの音源も良いですが、さらにエレクトリック系、POPS系に寄せたい感じなら「NEXUS」のプラグインもおすすめです。
初期導入のスタンダードは「NEXUS3」のときは29,000円でしたが、いまはNEXUS4が出ている様で価格は3万円を少し超えています。
 →NEXUSはこちらから
私もこれは導入しています♬

 

初心者が選ぶ音楽ソフト:まとめ

・音楽制作フリーソフトは日本語版を選ぶ。
・有料ソフトはコスパの高いLogic Pro Xがおすすめ。(Mac、Winあり)
・初期設定のサンプルレートをしっかり選択しておく。
・豊富なテンプレートからいろいろ触って楽しんでみる。

DAWの世界は音色一つにしても様々な設定ができ、それにより楽曲のイメージや完成度も変わってきます。脳内で4次元空間が広がっている様な、本当に奥深い世界。だから楽しいのかな♬
参考になりましたでしょうか。

自分の音源作ってみたいけど、やっぱりよく分からない…(汗)
と言う方はご相談くださいね。
楽曲提供、音源制作も承っております。

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